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綾小路 この「DIVING WITH MY CAR」はとにかく凄く好きな曲であって、かつ本当にたくさんの思いでがありまして……。 高校時代、仲間内で誰かが自動車免許を取るとみんなで車に乗って夜中に走りながら、“もし布袋さんのトリビュートアルバムとかが出て、 そこに参加するとしたらどの曲をやる?”なんて勝手な話で盛り上がってたんですよ(笑)。僕は当時から“オレはDIVING WITH MY CARだ!”と言っていて……。

布袋 へえ~、ありがとうございます!

綾小路 そしたら布袋さんの武道館(公演、2/1)へ行ったときに、そんな話で盛り上がっていた地元の同級生とバッタリ会いまして、 そいつは昔から“布袋寅泰カルトクイズがあるなら絶対にオレを出せ!”と言ってるくらい布袋さんの大ファンで当時勝手に盛り上がっていたあの話…… じつはそれが今度叶うんだっていうことを伝えたら彼は本当に喜んでくれて。ですから僕にとっての「DIVING WITH MY CAR」は、あの頃の仲間たちを思い出す本当に大切な曲なんです。

布袋 昔から氣志團のあのマークや(笑)、どこぞで「BE MY MABY」が流れているとか(笑)、 いろいろ目にしたり話に聞いたりはしていて(笑)。でもそのくせ挨拶がないなと思ってて(笑)。

綾小路 ああああああ~、申し訳ありません。冷や汗が止まりません(笑)。

布袋 なんて冗談はさておき(笑)、ミュージシャン同士であっても“音を共にする”っていう機会はなかなかなくて。 で、翔くんのお店で1~2回会ったんですよね? その時僕のほうから、“今度これこれこういうアルバムを考えてるんで参加してくれない?”って直接オファーをして。 果たして氣志團はどんな曲を選ぶんだろう? なんて考えましたよ。「サレンダー」も聴いてみたいな、なんて思ったり。

綾小路 ええ、そんな素敵なことも仰っていただき、大変光栄でした。

布袋 で、最終的に「DIVING WITH MY CAR」を選んでくれた。だからさっき聞かせてくれたような話、思い入れがあるっていうのは嬉しいですよね。

綾小路 「サレンダー」もじつは、僕が高校時代に作った映画の中で勝手に使ってるんですけど(笑)。

布袋 あ、そうなんですか!(笑)

綾小路 僕調べによりますと(笑)、木更津という僕らの街は、どんなに時代が移り変わろうと、 チャートの1位はず~っとBOØWYだと思うんですよ。ただ、僕が初めてBOØWYを聴いたときはすでに解散していたんですね。でも、どこででもBOØWYが流れているんですよ。 先輩の家でも同級生の家でも校内放送でも流れている。文化祭で初めてバンドをやった時…その時僕はドラムだったんですけど…BOØWYのコピーをやりましたし、 先輩の車に乗るとBOØWYかユーロビートしか流れていないという(笑)。もちろん布袋さんの『GUITARHYTHM』シリーズやCOMPLEXもあって、さらに“BOØWY熱”が高まったりして。 僕らの青春時代にはいつも布袋さんの音楽が流れていたので。同級生はすでに布袋さんの音楽に目覚めていたのに僕はまだアイドルに夢中で、 たしか「INSTANT LOVE」でしたか……校内放送で流れてきた時、友達に“これ何なの?”って訊いたら“お前、知らないの?”みたいな感じで、 初めて出合ったロックもBOØWYであり布袋さんの音楽なわけでして。地元の先輩や同級生たちを含め、僕らの仲間には“BOØWYがあれば他の音楽はいらない”っていう連中がいっぱいいて。 それは、泣きたいときにはこの曲を聴いて……頭にきてるときにはこの曲を聴いて……というように、BOØWYだけですべてがこと足りるというか、あらゆるものがそこには詰まっていて。 本当にずっと布袋さんの音楽と共にあったんだな~って思っています。

布袋 たしかに、群馬のファンと千葉のファンって似ているところがあって、BOØWYでライブハウス回っているときも、千葉のファンって妙に熱いんですよ(笑)。 BOØWYにはいろんな側面があって、お洒落サイドや、アバンギャルドサイドを好んでくれる街もあれば、千葉のように“その男気に惚れた!”みたいな街もあって(笑)。 あの頃ね、千葉に行くのが怖かったですよ(笑)。

綾小路 つい昨日も急用で地元に帰って友達と会ったんですけど、“泊まっていけんのか?”と訊かれて、 “いや、じつは明日仕事だから帰るんだ。布袋さんと対談するんだよ”と言ったら、“あ? お前いまなんつった? 「ホテイ」っつったか?”みたいな感じで。 そっからまたみんなのBOØWY論、布袋論みたいな熱い宴席になっちゃって(苦笑)。帰りにはみんなから“布袋さんにヨロシクな!”とか言われて、いやいやお前らのことなんか誰も知らないからと(笑)。

布袋 いや、たしかに受け止めましたよ!(笑)

綾小路 なんでそんなに不良に愛されるんですか?(笑) 自分たちを代弁してくれてると勝手に思い込んでるでしょうか僕たちは?(笑)。

布袋 BOØWYが今でもみんなに愛されていて輝いているっていうのは、 たとえば翔くんのようにファンでいてくれたアーティストたちが僕らのスピリットを継承してくれて、もちろん解散後の4人がそれぞれいまでも自分のスタイルで音楽やってそれが輝いているからでもあるし。 でも、BOØWYをやってた頃は“10年後、20年後のBOØWY”なんて想像もできずにただ突っ走ってたんだけれど、あ~、こうやって音楽は伝わっていくんだなって嬉しく思いますよね。 世代は違ってもロックスピリットが引き寄せ合い、結果こうやって出会えたっていうね。氣志團、特に翔くんのパンクロックへ対する愛情ってもの凄いものがあって。 だから今回の「DIVING WITH MY CAR」についても、イントロからしてラモーンズへのオマージュから始まって、 一聴しただけでも「恋を止めないで」「ONLY YOU」「わがままジュリエット」など僕のフレーズがたくさん散りばめられているし、氣志團が持つ“布袋愛”を超えた“ロックンロール愛”が目一杯詰まっていて、 最初に聴いたときは思わず笑顔と言うか、凄く嬉しくなりましたよ。

artist

   

氣志團

1997年、千葉県・木更津のスーパースターヤンキー「綾小路“セロニアス”翔」を中心に結成された6人組ロックバンド。 その大胆かつ破廉恥な風貌とパフォーマンスで一躍話題沸騰、2001年メジャーデビュー。2003年には地元木更津で、自らが開催した野外ロックフェス「氣志團万博2003」に4万人を動員、 2004年、東京ドームGIGにて4万5千人動員、更にはNHK紅白歌合戦2年連続出場など全国的な知名度を得るまでに至るが、 2006年8月、富士急ハイランドで催された「氣志團万博2006」を最後に突如活動を停止する。しかし2009年4月、遂に三年間の沈黙を破り、日本武道館2DAYS GIGにて再始動。 新たなる活躍が期待されている。

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