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布袋 大橋くんとの出会いについては、まず僕から話したいんだけど(笑)。 いい音楽っていうのは届くんですよね、僕はそれを常に探してもいますし。そんな中、本物の音楽ファンのあいだで語られている“大橋トリオの評判”が耳に入ってきて、 iTunes storeで『I Got Rhythm?』を購入したのがもうずいぶん前で。しかも僕はなぜか二度ダウンロードしてしまったという(笑)。 二度ダウンロードするぐらい彼の音楽が好きなんですね(笑)。アルバムを通して聴いてみると、なんとまあ僕好みの、通好みの素晴らしい音楽で、かといって奇をてらっているところが一切なく。 で、その後にリリースされたアルバム『FAKE BOOK』に収録されてる海援隊の「贈る言葉」のカバーを聴いて僕は凄い衝撃を受けて、“この曲(贈る言葉)って、こんなにいい曲だったんだ!”って感じで。 それからは、自分のラジオ番組や友人に対しても“大橋トリオ知ってる?”みたいな、ポップマニアックからの推薦のような気分で自慢げに(笑)。 そんな僕の声が、たまたま大橋くんのスタッフの耳に届いて、昨年出た『NEWOLD』というアルバムの中で――「JASMINE」という曲なんですが―― 1曲ギターを弾いてくれないか、というオファーがあって。(大橋トリオに向かって)…って感じですよね?(笑)

大橋 はい、その通りです(笑)。間接的にでも布袋さんと知り合う前は、正直、布袋さんのイメージと僕の音楽とに共通点は見出せない気がしていたんですけど、 布袋さんを知れば知るほど……本人を目の前に“いまさら”ですけど(笑)、ここまで多才で幅の広いアーティストはそうはいないということがわかって(笑)。 あと、布袋さんがご自身のブログで米国のインディーズバンドを紹介していたことがあったんですけど、それを聴いてみたら凄く良くて、ああ、布袋さんにはこういう振り幅まであるんだ、 と感動すらした記憶があって。それから、さっき布袋さんもおっしゃった僕のアルバムに参加してくださったときですけど、スタジオで布袋さんのギターの音を聴いた瞬間、 “この人はスターだ!”って思ったんですよね(笑)。ファッションやライフスタイルを含めてスターっぽいんですけど、僕がそう感じたいちばんの理由は音の説得力だった。 まったく妥協のない感じが。僕は逆に、曲を作ったりいろんな楽器を演奏したりっていうせいもあるんですが、あるていど妥協しながらじゃないと音楽が作れないんですよ。 ぜんぶにこだわっていたらキリがないと言うか(笑)。

布袋 僕は青春のもっとも熱い時期にテレキャスターを持ってしまったがゆえに、今日までギタリストとして自分のスタイルを追い求めてきたわけだけど、 同時にさっきも言ったように僕は自分をポップマニアックだと思っていて。他アーティストへ楽曲を提供したり映画音楽をやるときは、 ギタリストやBeat Beast(ビートの猛獣)ではない自分を出したりしてるわけで、そんな自分を出す場として大橋くんのアルバムでチャンスをもらったと言うかね。 僕と大橋くんとでは音楽のカラーが違って見えるかもしれないけど、メロディーやリズムのちょっとした解釈などに凄く共感できるところがあって、 まさに出会うべくして出会ったんじゃないかと思ってるんですよね。大橋くんに「ラストシーン」をゆだねたいと思ったのは僕だし、 他にも「ANGEL WALTZ」や「CIRCUS」なんかも聴いてみたいと思ってたんですが、これら3曲に共通するところって、夕暮れの移動遊園地のような…どこかもの哀しく…けどとってもドリーミィーで、 哀愁とファンタジーが同居しているようなイメージ。それが大橋くんの音楽のイメージとダブるというか。

大橋 まさに、おっしゃるとおり…と言うとおかしいですけど(笑)、僕の『I Got Rhythm?』というアルバムは“移動サーカス”がビジュアルのテーマになっていて、 サーカス団の団長のような格好をしてみたりもしたんですが(笑)。「ラストシーン」をやらせていただくことに決めて、まずは自分っぽい世界にしたいし、しなければいけない、 そこから具体的にどうアプローチしていくかを考えました。最初にしたことは、YouTubeで「ラストシーン」を検索して布袋さんがやられた武道館公演の映像を観て、その瞬間“なるほどっ!”と(笑)。 音だけではなくて視覚的な入り方っていうのが僕にとっては重要で、イメージが探しやすくなるんですよ。

artist

   

大橋トリオ

音楽大学でジャズ・ピアノを学んだ後、阪本順治監督の映画『この世の外へ~クラブ進駐軍~』にピアノ演奏と ビッグバンド・アレンジで参加。以降、本名の大橋好規として、『ジャージの二人』や『余命1ケ月の花嫁』などの映画音楽やCM曲の制作、 小泉今日子や持田香織らへの楽曲提供やプロデュースを行なう。07年、シンガー・ソングライター・プロジェクト「大橋トリオ」としての活動を開始。 08年にミニアルバム『A BIRD』でメジャーデビュー。09年11月に1stアルバム『I Got Rhythm?』を発表。2010年11月にセカンドアルバム『NEWOLD』を絵本付きCDとしてリリース。 近作は、カバーアルバム『FAKE BOOK 11』となる。

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