BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2008年8月 1日

* thank you!

お見舞いのメッセージをたくさん頂きました。
ありがとう!
モリモリと元気が湧きます。

昨日はあるファッション誌の撮影でした。
スタイリストさんが持ってきたジル・サンダー、コム・デ・ギャルソン、ボッテガ・ヴェネタのスーツはどれも素晴らしく、今年の秋冬はどのブランドも期待できますね!
夏はどうしてもカジュアル指向になりがちですが、やはりスーツも捨てがたい。
毎日オシャレしなくちゃね。
初めてのスタイリストさんでしたが、ソックスの話で意気投合。
最近黒のソックスがダメなんです。
ヨーロピアン・クラシックやフォーマルなものであればマストかもしれませんが、スマート・カジュアルなスーツならブラック・スーツでも鮮やかな色合いのソックスを履きたい。
マイケル・ジャクソンの白ソックスほど主張してしまうといけませんが、安易に黒ソックスに逃げるのはもっといけない。
最近は人の足下、しかもソックスばかりに目がいってしまいます。(笑)

昨日はリステアさんから素敵なプレゼントが届きました。
SONYのROLLY
踊って光るミュージック ・プレイヤー・ロボット。

rolly.jpg

これがなかなか楽しい!
音も良い。
等身大のロボットと一緒に踊りながら音楽を聴く日も近いのでしょうね。
にんまり笑えるスマートなデザインのプロダクトには目のない俺。
思いがけないプレゼント、嬉しかったです。


体調が悪い時は読書に限ります。
あまり自己啓発ものに興味のないほうですが、気持ちが凹んでいると、背中を押してくれる言葉が欲しいものです。
書棚からバルタザール・グラシアン著の「賢人の知恵」という本を引っ張りだしページをパラリ。
いきなり目に飛び込んだページに記されていたのは

「ときには放っておく」

ことが最も深刻なときは、次第におさまるよう、放っておくという判断を下すのが一番だ。治療が病気を悪化させるのはよくあること、との一文。
泥で濁った池も、そっとしておけばやがて澄んでくる。混乱が続くようなときにとるべき最善策は、自然に元どおりになるまで放っておくこと。


今の状態を放っておくわけにはいかないのですが、心づもりの問題。
以前ヘルニアで苦しんだ際、まずは西洋医学の先生に相談し、MRIを撮ってもらい「ヘルニアですね」と判断され

「2ヶ月かかりますね。

と冷酷に宣言され、半ば怒りに近い感情で「そこをなんとか一日でも早く治したいのです!」と俺。
焦り半分、悔しさ半分、次の日から針、指圧、オイルマッサージ、気功、整体などなど、ありとあらゆる方法でヘルニアと闘いました。
そしてやがて痛みから解放され、「やったぞ!ざまみろヘルニア!」と勝利の声を上げ、確認の為もう一度MRIを撮りに病院へ。
患部のヘルニアは消えていました。
そこで先生の言った一言は未だに忘れられません。

「今日でちょうど2ヶ月です」


諦めず、歯向かわず、受け入れて、はねのける。

そんな穏やかな強さが身に付けば、様々な困難を乗り越えてゆけるのでしょうね。
精進精進。

そしてもう一冊。
先日、近所の行きつけのイタリアンで久しぶりにムッシュかまやつさんとお会いしました。
その際ムッシュと同席されていたのが注目の大宮エリーさん。
ワンダラーズの武道館にいらしてくださったそうで、「感動しました!」と嬉しいお言葉。
彼女の著書である「生きるコント」を頂きました。
この本、面白すぎです!
疾走感のある笑い。
気持ちいい笑い。
凹んでる人は是非お読みください。(笑)


ゆっくりと海外の友人とメールしたり、本を読んだり、i-tunesの整理をしたり。
ヘルニアのおかげで、いつになくリラックスしている自分。

感謝するのは癪だけど、恨むのはやめときます。