BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2010年8月アーカイブ

2010年8月31日

* 『B.C. ONLY』終了。

大阪の皆さんも熱かった!おおきに!!!

間にマンスリーのリハーサルと本番を挟んだので、体力的に多少キツかったが、
メンバーも違うし演奏曲も違うのでどちらも新鮮な気持ちでプレイできた。

池畑さんと達也くんは「日本が誇る最高のロックンロール・ドラマー」であることに間違いない。
二人ともドラムキットがぶっ壊れるくらいパワフルなドラマーである。
ギタリストにとって「ドラマー」は非常に大切な存在。
いや、ロックにとって「BEAT」は肝心要の絶対的なものであって、ドラムが悪いバンドはダメだ。
小手先のテクニックは一丁前で小難しいフレーズをいくら叩けても、踊りだしたくなるような8ビートを叩けるドラマーは本当に数少ない。
二人のケンカ太鼓とも呼びたくなるような男気溢れるプレイ。
ギラリと見据える視線と躍動する筋肉は男の俺から見ても惚れ惚れするほどセクシーだ。

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野性で勝負のドラマーとは対照的に、ベーシストは寡黙でなければいけない。
ビートとビートの狭間のすべてを包み込むような包容力と洞察力がなければ勤まらない。
井上君のベースは本当に歌いやすい。
佐野さんや桑田さんや福山君を始めとする多くのシンガーが彼を離さないのも当然だ。
そしてTOKIEちゃんはあの飄々とした感じがいい。
達也君が暴走できるのも、TOKIEちゃんの母のような眼差しと包容力があってこそ。
美貌に隠された強い信念はブレルことなく、いつも男どもを自由にしてくれる頼れる存在なのだ。
(デートに誘ってもいつもはぐらかされるけどね;)

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こんな素敵な仲間たちとビートを交わしたこの夏は、猛暑、酷暑と共に思い出に残る夏となった。
皆さん、本当にありがとう。
また必ずやりましょう!

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(写真はすべてリキッドルームより BY 山本倫子さん)


大阪に前日入りしてサントリーミュージアムのIMAXシアター『HUBBLE 3D/ハッブル宇宙天望鏡』を観た。
まるで本当に宇宙遊泳しているかのようなリアリティ!
宇宙の無限な大きさに打ちのめされながらも、そのあまりの美しさに涙が止まらない。
10月1日まで上映とのこと。
是非皆さんもご覧になってください。これを観る為だけにでも大阪に行くべきです!
感動を約束します!
予告編で観た『ゴッホ・天才の絵筆』も、もの凄く面白そう。
あの迫力の大画面はクセになりますね。

そしてギャラリ−では『印象派とモダンアート展』を鑑賞。
以前はシュールリアリスムやポップ、インパクトとアタックのある芸術絵画が好きでしたが
今回はあらためて印象派の作品群の持つ静かながらも力強い世界に時を忘れ見入りました。
最近は音楽、文学、映画、食、車、服、その他すべてにおいて、
インパクトより奥行きを求めるようになってきたような気がします。
年齢を重ね、ようやくものごとの表面の部分だけではなく、
物語や理由、意思や行方などを感じ取れるようになってきたのかもしれません。
思えばすべて「知ってるつもり」のものばかり。
もう一度すべてを復習する必要があるかもしれませんね。

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その夜、美味しいビストロのマスターに紹介され、川口鉱平さんという画家と出会いました。
その素晴らしい才能が世界に認められる日も遠くないことでしょう。
いつか僕のギターを描いてもらう約束をしました。
楽しみです。


さて、子供たちの夏休みも終わりますね。
このままずーっと夏休みだったらいいのに...。
と言ったのは娘ではなく、私です。

玉切れだ。
また少し腕を休めないとね。

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最高だったね!
これが毎月あるなんて素敵だ。
毎回お楽しみが満載なので乞うご期待。
初回のメンバーは中村達也くんとTOKIEちゃんでした。
ロケットみたいなライブだった。

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セリさん、SUくん、HISASHIくん、スティーヴ、クリス、藤巻さん、駆けつけてくれてありがとう!
亀田くんもバクチクさんも、お花ありがとう。

さて明日は大阪BC ONLY!
楽しみにしていてます。

残暑というよりまだ真夏。
我慢できずにハンモック購入。
庭でゆらゆら夕涼み。
秋の虫の声が待ち遠しいです。
BGMはもちろん『ウォーターメロンマン』ね!
あ、それはハービー・ハンコック...。

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もうすぐマンスリーライブの一夜目です。
グッとガーッと盛り上がりましょう!
そしてこのTシャツがマンスリー会場で買えます。

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といってもこれは試作のオンリーワン・バージョン。
パープルは最近のマイカラーなのでもらっちゃいました。
マンスリーならではの企画もありますから貯金下ろして来てください。(笑)

リキッドは沢山の仲間たちも駆けつけてくれるようです。
楽しみだ。

そして名古屋でも沸点に達したB.C.ONLYも大阪を残すのみ。
こちらも大いに盛り上がりましょう。

いいね、こうしてライブが目白押しな感じ。
コレコレ!って感じです。

ジェフベックとの対談もようやく放送みたいですね!
当日は緊張してたから、何を喋ったかよく覚えてないので、聞くのが楽しみです。
どうぞ御聞き逃しなく。

「Jeff Beck ~終わりなきギターへの挑戦~」

FM岩手 8月29日(日) 19:00 ~ 19:55
FM秋田 9月12日(日) 19:00 ~ 19:55
FM栃木 9月12日(日) 19:00 ~ 19:55
FM長野 9月12日(日) 19:00 ~ 19:55
FM三重 9月05日(日) 19:00 ~ 19:55
FM滋賀 8月29日(日) 19:00 ~ 19:55
fm osaka 9月01日(水) 28:00 ~ 28:55
KISS-FM KOBE 8月29日(日) 19:00 ~ 19:55
FM山陰 8月29日(日) 19:00 ~ 19:55
広島FM 9月12日(日) 19:00 ~ 19:55
FM長崎 9月05日(日) 19:00 ~ 19:55
FM大分 8月29日(日) 19:00 ~ 19:55
FM宮崎 9月12日(日) 19:00 ~ 19:55
FM鹿児島 9月05日(日) 19:00 ~ 19:55
FM沖縄 9月19日(日) 19:00 ~ 19:55



2010年8月19日

* 泣いてまうやろー!


映画『君に読む物語』を観て泣き
赤塚りえ子さん著の『バカボンのパパよりバカなパパ』を読んで泣き
B.C. ONLYの会場に設置したカメラへの『HOTEIへの動画メッセージ』を見て泣き
明日もやる気満々じゃないか!このヤロー!

ありがとう。

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PHOTO by MR.ISHIGURO

名古屋も燃えましょう。








暑いねっ!

BC ONLY@TOKYO、楽しかったね!
久しぶりの池畑さんのドラムはやっぱり踊れるね!
要所要所でキマるフィルがとっても懐かしい。
ソリッド&シンプルなロックンロール・ドラミングには間違いないけど
ブロンディーのドラマー、クレム・バークを彷彿とさせるポップなフィルは歌心満載でカラフル。
井上さん(くん?)のベースも幅が広くて、ギターも歌いやすい。
昔は自分の腕に自身がなかったのももちろん、スリーピースでやる勇気がなかなか湧かず躊躇したものですが
今は逆にスリーピースのほうが自由自在に自分を表現できる。
THE BOΦSTERSのブギは楽しんでもらえましたか?
残りの名古屋、大阪も楽しみです!


そして嬉しいニュース!
イングランドのプレミアリーグのBlackpoolの入場曲に『Battle Without Honor Or Humanity』が使用されることになりました!
まだまだ『Battle〜』の快進撃は続きます。
松井君の時もやはりヤンキースを応援してしまいましたが、今回もBlackpool、頑張ってもらいたいな。
イングランドのスタジアムでフットボールファンと一緒に聞きたいな。
本当は日本代表チーム使ってもらいたいのですがお呼びはかからず...。
海外の方が評価が高いみたいです。

溶けそうな太陽の下、皆さん体調を崩さず、大いに夏を満喫なさってくださいね。




宮古島から伊良部島へ向かう高速船『はやて』に乗るとき、眩しい笑顔の青年が
「僕も群馬出身なんです!伊良部が好きで移り住んでいます」と声をかけられた。
伊良部の船着き場に着くとまた眩しい笑顔の女性が手を差しべてきて握手をすると
「伊良部島をどうぞ楽しんでくださいね!」と嬉しい言葉を投げてくれた。
ヴィラブ・リゾートでお世話になった後藤さんは終始穏やかに紳士的に接してくださり
最後の晩に僕が「お世話になったお礼にサインを残していきましょうか?」と訊くと眩しい笑顔で
「本当ですか!?緊張して言えなかったのですが実は僕は福岡にいた頃からずっと大ファンなんです!」
もしよろしければとギタリズムVのCDと、ワイルド・ツアーなどの懐かしい昔のピックを大切にしまったケースを差し出してくれた。
他のスタッフも宮古島まで『太陽のメロディー』を買いに行ってくれたそうだ。
旅先でこんな風に心を分かち合った人々と出会うと、本当に音楽をやっていて良かったと思う。
沖縄の行く先々で温かく接してくださった皆様、本当にありがとう!

東京に戻りBC ONLYのリハーサル。
スタジオで交わす笑顔もまた、眩しい。

ドラムの池畑さん↓(笑)

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P.S.

帰りの『はやて』では船員の皆さんから御気遣いいただき、操縦室に招いていただいた。
普段は見れぬ光景を見せていただいたのはありがたいのだが
「江頭さんとは仲いいの?」と訊かれ唖然...。
『スリル』は大好きな大好きな曲だから、こんな風に言われると本当に悲しい...。
2010年8月 9日

* 伊良部島 台風4号

昨日から伊良部入りしたものの残念ながら台風4号発生。
空を恨んでも仕方ない。
台風の伊良部島なんて滅多に来れないぞ!と開き直り
横殴りの雨、波立つプールを泳ぐ。
魅惑のデッキチェアのパラソルも飛ばされないように括り付けられている。
台風もまた真夏の風物詩。
板戸を釘で打ち、ろうそくと雨漏り用のバケツを用意して上陸に備えた子供の頃が懐かしい。

ビュービュービュ−と風の音。
ザーザーザーと波の音。

服のまま表に飛び出して両手を広げ、びしょ濡れになりたくなる。

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『STILL ALIVE』がリリースされました。

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暑い夏をさらに焦がすようなこの曲。
楽しんでくださいね。

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プロモーション・ヴィデオはご覧になりましたか?
北斗の世界と一体化したクールな仕上がりとなりました。
是非こちらからご覧ください。



そしてここ数日は沖縄の宮古島にて夏を満喫しています。

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空よりも蒼い海。

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ヨットの甲板に寝そべって。

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スコールのような雨が過ぎれば虹が。

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世界一の海です。

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日焼け対策もなんのその。

「お前はもう焼けている?」




最近の若者は「洋楽邦楽の隔てなく音楽を聴く」と聞くが、僕らの世代は『ロック=洋楽』だった。
インターネットなどなく、情報は限られていたし、世界は今より広く、遠かった。
しかし飛行機に乗ったことはなくても、ロックを聴けばリバプールにもカリフォルニアにも行けた。
いや、宇宙旅行もできたし、幻想の世界へトリップできた。

14歳でギターと出会い、クラスの仲間とバンドを組んだ。
その頃はディープ・パープルやレッド・ツェッペリンを代表とするハードロックの全盛期だった。
「ロック好き=長髪」というった風潮で、高校に入ると必死で髪を伸ばした。
そんな中、先輩の勧めで「グラムロック」と呼ばれる音楽を聴き、衝撃を受けた。
何よりも強烈だったのはその特異なファッションやメイク。今でこそ男女の壁を越えたジェンダーレスな文化は受け入れられているが、バイ・セクシャルなムードを振りまく彼らの存在は異質だった。
ROXY MUSICもまたグラム・ロック・ムーヴメントの中から登場した、ロックの突然変異とも呼ぶべく個性的なバンドだった。
初期のアルバム・ジャケットはファッション・モデルたちのセクシーな写真で飾られ、そのビジュアルはまさしく洗練の極みだった。
そんなファッショナブルなイメージとブライアン・イーノの壊れたようなシンセサイザー・ノイズ、アンディ・マッケイの旋律を無視したかのようなフリーキーなサックス、フィル・マンザネラの独特なギターワーク、そして何よりシャウトとも呟きとも雄叫びとも呼びがたいブライアン・フェリーの歌が相まって、ロキシーは他のどのバンドとも違う、超個性派バンドの呼び名を欲しいがままにした。
一瞬にしてROXYの虜となり、バンドでコピーを始めた。
The Bogus Man、Both Ends Burning、She Shells、Do the Strand、Tokyo Joe、Let's stick togetherなどなど。
今も昔もロキシーのコピーを演っている高校生バンドは数少ないのではなかろうか。
当時流行していたJUNやMEN'S BIGIの洋服をステージ衣装にして、ロキシー気取りで地元の公民館のアマチュア・ライブに出演したものだ。

1977年、ブライアン・フェリーがソロで来日した新宿厚生年金会館でのライブは今でも鮮明に覚えている。(WOW!15歳だったんだ!)
一曲目は大好きな『Let's Stick Together』だった。
ブラック・スーツのブライアンの隣で、革ジャンにリーゼントをキメてフライングVをクールに鳴らすクリス・スペディングのカッコいいこと!まるでジェームス・ディーンのようだった。
パンクの影響もあったが、もう髪を伸ばす必要はなくなった。
クリスのように、クールにキメるギタリストになる、と誓ったからだ。

そんなROXYとの出会いがあり、パンク&ニュー・ウェイブの洗礼を受け、オリジナル・スピリットを武器に「誰にも似ていないバンドを作ろう」と結成されたのがBOΦWYだった。
「メロディアスで判りやすい歌謡パンク」などとこき下ろされたりもしたが、そんなバンドはどこにも無かったのも事実だ。
バンド後期にジャンポール・ゴルチエの衣装にこだわったのも、ROXY CHILDRENとしてのプライドだったのかもしれない。

解散後は拠点をロンドンに移し、様々なミュージシャンと交流を持った。
2枚目のソロアルバム『ギタリズム2』、遊体離脱体験を歌った「スローモーション」という曲で
どうしてもアンディ・マッケイにサックス・ソロを吹いて欲しくて、ロンドンの知人を通じてオファーしたところ、なんと快諾を受けた。
メトロポリス・スタジオにサックス・ケースを抱えて現れたアンディは、哲学者のような静かなオーラに包まれていた。
「曲のムードに同調できるまで何度かトライさせてほしい」とトラックに合わせて奏でるその音色は水彩画のように淡い光を放ち、スタジオ内はまるで無重力空間のようにフワフワと夢見心地な宇宙と化した。
名作『AVALON』のあの響きだ。
その時僕はアンディに、自分がいかにROXY MUSICに魅せられ影響を受けたか、そしていつか夢が叶うなら一緒にステージに立ちたい、という想いを伝えた。
アンディは優しく
「その日がくることを楽しみにしているよ」
と言ってくれた。
そしてアンディは僕の夢を叶えてくれた。

その後アンディはメールで連絡をくれ、来日の際には我が家を訪ねてくれたり、ディナーを共にした。
今回のワールド・フェス・ツアー前に
「久しぶりに日本に行くよ。今回は妻や息子も一緒に連れて行きたいのだが、どこかおすすめの場所はあるかい?」
とのメールをもらい
「京都はどうですか?大都会とはひと味違う日本の情緒を是非味わってもらえると思う」
と返した。
そしてなんと無謀にも自ら案内役をかってでてしまった!
たった二泊三日の短い滞在だったが、共に日本の美を眺め、見つめ、感じたその時間はかけがえのないものだった。
人任せににせず彼らを案内できて本当に良かった。。

そんなメールのやり取りの中で、今回のフジロックでの競演は決まった。
アンディからブライアンやフィルに「日本の友人のロキシー狂のギタリストの夢を叶えてあげないか?」と提案してくれたのだ。
お二人も、そしてバンドのメンバーも、スタッフも全員賛成してくれた。
ロキシー側からのオファーをフジロックの主催者であるスマッシュの日高さんも快く受け入れてくださった。心から感謝申し上げたい。
リハーサルができないため、リスボンでのショウの音源をMP3で送ってもらい、進行を確認した。
参加曲は3曲。

Editions of You
Let's Stick Together
Do The Strand

ライブテイクと合わせながら家で練習していたら、高校生の頃必死でコピーをしていた自分を思い出し、泣けてきた。

フジロック前夜、アンディ一家と麻布の行きつけのイタリアンで食事をした。
12歳の息子パーシーとも京都旅行で意気投合できた。東急ハンズで僕が表紙の「大人の科学」という本を見つけ購入したという。
「明日はどんなファッションでステージに上がるんだい?」
とアンディ。「アンディは?」と訊くと「リチャード・ジェイムスにするかオズワルド・ボーティングにするか迷っている」と言った。
その夜のアンディは鮮やかなダーク・オレンジのスーツにブルーのシャツ(オズワルド!)に焦げ茶のニットタイ。
ROXYとファッションを語るには10年早いが、今回の滞在でもアンディのダンディぶりには男惚れした。
京都旅行では生成りの麻のスーツに水色のシャツ、ブルーにピンクのボーダー・ストライプが入ったニットタイ。
とにかく色の合わせ方がセクシーで上品で、英国ダンディズムの手本を見た。

そしていよいよフジロック本番日。
我々は車で一足早く会場入り。ケータリング・ルームで食事をとっているとROXY到着とスタッフが動き出す。
挨拶に行こうと思っていたらブライアン・フェリ−が入ってきた。
続いてフィル・マンザネラもケータリングの列に並ぶ。
まずフィルに御挨拶すると「今日をとっても楽しみにしていたよ!そして君にプレゼントがあるよ」と彼の愛用の赤のファイアー・バードのピンバッジを手渡してくれた。
ブライアンは独特の近寄りがたいオーラがありいつも緊張するのだが「ホテイ!いよいよだね!」と優しく微笑んでくれた。
ROXYの楽屋にて曲の進行の打ち合わせ。ソロの順番を決める。
しかし「Let's Stick Together」の進行に関しては「ブライアンのみぞ知る」とのこと。ますます楽しみだ。
残念ながら雨が振り出してしまったが、ROXYの出番まであとわずか。
迷いに迷った末、LANVINのシルバー・グレーのスーツに白いシャツを選んだ。ギターは赤のストラトにしよう。
バスの出発口でメンバーを待っているとフィルが現れた。
なんと!シルバーのスーツに白のシャツ!そして彼は赤いファイアー・バードだ!
これはいけない!と慌てて楽屋に戻り、予備で持ってきていたラルフローレンの黒のスーツに着替え、お気に入りの紫のニット・タイを結んでステージ裏の楽屋へ向かう。
本番5分前。ブライアンが到着。な、なんと!黒のスーツに紫のタイを結んでいる!
急いで赤のタイに変える。
そんな独りよがりな気遣いを見て美樹さんが笑っている。
ショウが始まった。

ROXYが目の前にいる。

そしてその中に僕は飛び込んで行った。

ブライアン・フェリーが、フィル・マンザネラが、そしてアンディ・マッケイが隣にいる。

Let's Stick Togetherの僕のソロで、ブライアン・フェリーがダンスしている。

夢のような、しかし夢ではない3曲が終わりステージ袖へ。。
「ホテイ!最高だったよ!」とブライアンが背中を叩いてくれる。
その光景をアンディがニッコリ微笑んで見つめてくれている。

終演後の楽屋。
用意されたシャンパンとワインで乾杯。
フィルが「君のステップを今度コピーさせてくれよ!」と笑う。
アンディが「ウェルカム・トゥ・ロキシー・ミュージック」と祝福してくれる。
もう一人のギタリスト、オリーはブライアンの息子の同級生という。
僕のゼマティスを見て「どこのギターですか?」と興味津々。
「君の誇るべき英国の宝だよ」
和気あいあいとした楽しい時間が過ぎてゆく。
ROXYの面々は翌日移動の為、苗場からそのまま成田へ。ハードな行程だ。
僕らは雨の苗場を後にして、途中缶ビールを買い、ROXYのライブアルバムを聴きながらナイト・クルージング。

『夢』は叶えてこそ『夢』になる。

そして『夢』は待つだけでは決して叶わない。

30年前にタイムスリップして、厚生年金の客席で踊っている自分のに向かって、こう言ってあげたい。

「夢を信じなさい」と。


(P.S. フジロックでのROXYのステージを楽しみになさっていた皆さんには、とんだ邪魔者の乱入でガッカリさせてしまったかもしれません。
30年来のロキシー・ファンの夢が叶った夜として、どうか御容赦いただけますように)

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@TOKYO STATION いざ京都へ

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@ FUJI ROCK ステージ脇でROXYを観ながら出番を待つ。

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@STAGE フィルもブライアンも185センチ以上の長身。
写真では見えないが、二人とも恐ろしくお洒落な靴を履いていた。

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終演後、楽屋にてブライアンと乾杯。とにかくセクシーな人だ。

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ヘッドフォンがプリントされた素敵なTシャツのフィル。
デイヴ・ギルモアの話や、レスポール・カスタム・ショップの話、オリーも交えてギタリスト談義に花が咲く。



そして今夜は長岡の花火大会を観た。

「一度だけの人生だからこそ 世界一の花火 打ち上げたい」(from "BORN TO BE FREE"by HOTEI)

ドーンと腹まで響くデッカい花火。

また涙が出たよ。

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2010年8月 1日

* 夢 叶う 

T・REX

DAVID BOWIE

ROXY MUSIC...


ロックに恋した3つの理由。

人生を変えた3つの誘惑。

今宵、また一つ、夢が叶いました。

ROXY MUSICの一員として迎え入れてくれた寛大なるブライアンに、フィルに

そしてこの忘れがたきチャンスを与えてくれたアンディに

感謝と最大のリスペクトを。

「ありがとう!FUJI ROCK」

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