BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2008年9月11日

* サラウンドとスニーカー

早朝の公園にはたくさんのランナーがいる。
遠い向こうから近づいてきてすれ違うその瞬間、
彼らが纏う風が自分の身体をフワッと通り抜けてゆくようなあの感覚が好きだ。


昨日は事務所でBC会報用のインタビュー。
その後、早稲田のスタジオにて東大寺で導入するサラウンドシステムの音源をチェック。
今回は沢山の方々のお力を借り、幻想的な音空間の実現に向けての準備が着々と進んでいます。
サラウンドの助っ人は世界的シンセサイザー奏者であり、立体音像を想定した独自の作曲の第一人者である冨田勲先生のお弟子さんの野尻修平さん。
演奏予定曲(あくまでも草案)に付け加えられた演出/構成案に対し、彼がまずサラウンドの可能性をしかるべき環境で提示するファースト・ミーティング。
プログラマーの岸君も参加し、めくるめく3Dサウンドの世界を堪能しました。

日本語は時に「風の音」「光の音」「静寂の音」「森の音」など、実際には聴こえない音を情緒的に表現したりしますが、今回のコンサートではそれを実際観客の皆さんに味わってもらいたい。
バンドの奏でるBEAT MUSICと、それを包み込む立体音像。
東大寺のライブは多彩なゲストを迎えたエンタテイメント性の濃い内容となりますが、この立体音像の導入は我々の新たなる挑戦でもあります。
極上のエンタテイメントでありながらも、常に実験的な精神は忘れないでいたい。

最後に聴かせていただいた富田先生のDVD AUDIO『源氏物語幻想交響絵巻』は圧巻の一言に尽きます!
サラウンド・システムはホームシアター等ですでにおなじみ(といっても5.1chを設置しているユーザーはまだまだ多いとは言えないようですが...)五感に響き渡る別次元の音楽体験と言えます。
最近はずいぶん手頃な価格で5.1chの世界を家庭に導入できるようです。
先日遅ればせながら BluRayを買ったのですが、これまた凄い!
一度観たらDVDがVHS並みに見えます。
おなじみの冒頭の「注意書き」の時点で「キレイ!」と叫んでしまいます。
リージョン・フリーということで海外のソフトも楽しめますから、字幕が必要な映画以外の音楽、舞台、自然、 CGなどのソフトを楽しむ事ができます。
サウンドのクオリティもDVDとは比べ物にならないほど鮮明。
(最近会う人皆に「ブルーレイ観た???」と決まり文句のように言っています(笑))
こちらも未体験の人は機会があれば是非ご覧になってください。


で、写真は上記の内容とはまったく関係のないピエール・アルディの限定生産のメタリックなマルチカラー・スニーカー。

SNEAKER.jpg


彼のスニーカーはデザインだけではなく履き心地も満点で、気づけばずいぶん集まりました。
デニムに良し、スーツに良し。
最近一番のお気に入りです。
当分幸せ。