BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2008年11月12日

* Back to my life

20代〜30代の頃は完全なる夜型で、朝寝て昼起きる、という毎日だった。
しかし今はというと、朝起きて、まずは犬の散歩に出かける。
カフェで買ったコーヒーとサンドイッチを公園でつまみ、顔なじみと挨拶を交わす。
一時間も歩くと、結構な距離になる。
前日が仕事で遅くても、友人との酒で多少二日酔いでも、散歩は欠かせない。
少しずつ色合いを変えつつあるいつもの街並みをゆくと、身体も意識もブランニュー。
深呼吸とともに新しい一日が始まる。

lurie.jpg

戻れば飼育係の布袋さん。
犬、金魚、亀、の順番に餌を与える。
何故か亀は最後。
「君は万年も生きるのだから少しぐらい待てるだろう」
金魚は日ごとにポニョに似てきた。
色合いといい、柔らかさといい、金魚の方がイタイケだ。
最近亀は俺に向かって
「カッ!」
と吠える。
亀が吠えるとは知らなかった。
「君は俺より長く生きるだろう。俺が死んだら誰が君に餌を与えるのだ?」
娘が亀好きの男性を選んでくれる事を祈る。


週に2度の加圧トレーニング。
自主的にランニングも入れる。
サウナに入って、冷たいシャワーを浴び、頭をシャキッとさせ、書斎へ。
メールの返信書きや原稿などは、午前中に済ませてしまう。
昼食もバランスを考えた食事で、一日分のエネルギーを十分に摂取する。
昔は、午前中はアイドリング時間でしかなかったのだが、最近は違う。
やるべき事はサッサと済ませ、午後は悠々と過ごしたい。


なんて、まるで別人のような時間の過ごし方。
しかし、レコーディングとなると話は違う。
さすがに朝方までレコーディングする、という事も少なくなったが
(人間がものごとに集中できる時間には限度があるだろう)
昨日から自宅スタジオに戻ってきた。
誰もいないスタジオで音と向き合うと、時間の経過を忘れてしまう。
1時間くらいのつもりが、5時間もぶっ通しでギターを弾いていたり。
これぞヘルニアの最大の原因だ。
しかし改装後の我がスタジオは音良し、空気よし、居心地良し。
当分は寝不足の毎日となりそうだ。

studio.jpg


20年以上変わらぬギター人生。
とは言えど、緩やかに変化した我人生。

自分は今、人生のどの季節を生きているのだろうか?

初秋?

眩しかった夏が過ぎ、味わい深い季節。
読書の秋、味覚の秋、スポーツの秋、芸術の秋、収穫の秋
そしてなにより

実りの秋。

充実した日々を送りたい、と強く思うようになった。

それは充実した一瞬を積み重ねたい、ということに他ならない。


autumn street.jpg